藤平翔の過去作品
ジオラマ模型は重力や強度の制限があります。しかし、インスピレーションは無限です。
フルスクラッチは無から形を生み出します。
情景模型は人の心の中にある心象風景を再現し、作品の中に心の広がりを表現します。
見る者の創造力をかき立てる情景を、クリエイティブな技法でどこまでも追求します。
建物の美しさを抽出する
細かさの探求


建物は人々がデザインし創り上げた人工物です。すべての国と地域であらゆる形態を取り、街を作ります。星の数とも言える建物達のデザインを徹底して調べ美しさを抽出します。私たちは美しい物を建て、住み、そこで暮らしているということを模型を通して表現します。
1/150の縮尺では人物は約1㎝になります。あらゆる物が極小の世界で、模型的面白さと繊細さを追求します。観る者に細かさが持つ、儚さに似た美しさを伝えます。
縛られない世界観

自由な発想で模型の魅力を最大限引き出し、情景のユニークで心に訴えかけるプロセスを探求します。縮尺や技法だけに囚われずに模型としての楽しさを探ることで、人が本質的に持っている心象情景の懐かしさを追体験させます。
「トレイレイアウト2」
お盆の上をくるくる電車が走るジオラマ
街の広場ではマルシェが開かれています。
「田舎の結婚式」
異国情緒あふれる景色の中で結婚式が行われています。
特徴的な屋根瓦を持つ可愛い家

「カップジオラマ」
オレンジ色の樹木とオレンジ色の草。
この表現を行うために、全ての素材から染色を行いました。
作品全体に哀愁感を漂わせることを狙い、配置する人形にも細心の注意を払った作品。秋の日のさりげない一日を作り上げました。

「カップジオラマ(電車バージョン)」
初期のカップジオラマ作品です。
車両をカップに飾れる唯一の作品です。単体で絵になる車両と言えばこれしかない!という発想から、車両に合わせて作品を構成しました。

「ブレッド湖」
実存するスロベニアブレッド湖に浮かぶ聖マリア教会を縮尺1/150にした作品。
少ない資料から制作したもので、デフォルメを多く加えたが全体としての印象を残しながら模型としての美しさを追求しました。東欧の瞳にふさわしい完成度です。

「ハイキング」
作品タイトルである「ハイキング」は広がりのある作品に、米粒のような小さな人物が2人歩いていることを伝えています。
作品の手前には木造の小屋が置かれ、全体のスケール感と奥行き感を演出しています。
インスタグラムで見つけた一枚の写真から着想し作品にしました。

「海辺の散歩」
現代的な建築と白い砂浜
犬を連れて散歩する青いズボンの男性。
奥には南国らしいヤシの木が生えています。
小さなスペースに海の青さと白の砂浜のコントラストを表現し、現代的な建築で涼しさを加えました。

「カップジオラマ」
同じ構図とストラクチャーで2作目となる本作は、前作からの時間経過を表現しました。
前作では建物のドア看板に「open」の文字がありましたが、今回は「closed」
二つの作品を通して時間の経過を表現し楽しみました。

「ガラスドームジオラマ
(博士の風車)」
徹底して拘ったストラクチャーの横に、木造の不安定な風車。
この家の博士は何を始めたんだろう?
構成要素をあえてばらつかせることで、見る人に不思議なストーリーを想像させる建物作品を目指しました。

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